九州ゴールデンルートの旅 (part6)



 わたくしたちは、タクシーで最寄のJR長洲(ながす)駅に向かいました。

しかし、タイミングが悪く、787系の特急「有明」がちょうど発車したところでした。
 ホームへ来ました。
長洲では、金魚すくい大会が行われるようでした。
 わたくしたちは、16時41分発の銀水行きの普通に乗ることにします。
車両は、815系でした。815系に乗るのも、久々の感じがします。
 車内はロングシートでしたので、初めは、運転台の前で前面展望を見て、速度計をチェックしておりました。

しかし、MAXの時速120kmをなかなか出さないので、数分後には、ロングシートに腰掛けるという始末…でした。
 16時53分、大牟田(おおむた)駅に到着しました。
 わたくしたちは、ここで下車しました。 次なる列車へ乗り換えをします。
 ・・・というわけで、こちらの西鉄電車に乗り換えることにしました。
西鉄は、わたくしは初試乗となります。
 17時21分発の福岡天神行きの特急に乗ることにしました。
車両は、8000形でした。 この8000形は、わたくしはぜひとも乗りたかった車両でしたので、ラッキーでした。
 8000形の側面です。
流線型の形をしており、スピード感あふれる形となっております。
 また、この車両では、こちらの大型窓が特徴的となっています。
この1枚の窓で座席が3席分ある・・・と言えば、お分かりになられるかと思います。
 そして、こちらが運転台です。
ワンハンドルタイプとなっております。
 車内は、ご覧のように転換クロスシートが並んでおり、豪華な雰囲気が漂っておりました。
 もちろん、わたくしたちは、一番前の席に座って、前面展望をしばらくの間、楽しむことにしました。
福岡方へ行くので、ラッシュ時とは逆方向なのに、かなりの乗客が乗っておりました。
 西鉄久留米駅で下車し、そこから西鉄バスに乗り換え、JRの久留米(くるめ)駅へ来ました。
 久留米からは、普通列車に乗り、鳥栖(とす)駅にきました。
目的は、こちらの寝台特急の乗車です。まずは、「はやぶさ」が先に停車しておりました。
 今回のダイヤ改正で、寝台特急の「さくら」、「あさかぜ」がなくなりましたが、本当になくなる車両と言えば、こちらのロビーカーです。

まだ「さくら」が入線していないため、ロビーカーはガラガラでした。
 ロビーカーには、このようにカウンターがありましたが、結局一度も使われずに、廃車になってしまうわけで・・・。
この設備がなくなるのは、本当につらいものです。
 「さくら」編成が到着して、しばらくすると、ロビーカーは、こんな状態に盛況となりました。

そのため、近くにいた乗客たちと、寝台列車の思い出などで数分間お話しました。 やはり、このようなスペースは必要であることを、つくづくと思いました。
 そして、博多駅では、花さんがホームで待ち受けており、3人で、近くの居酒屋へと消えていきました・・・。



「九州内のゴールデンルート@は、博多〜諫早〜多比良町〜長洲〜博多という周遊ルートです」

  (ゴールデンルート@ おわり)





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